旬を迎える"ぶどう"の品種について学ぼう!

今、旬を迎えている"ぶどう"
食べ頃の旬は8月から10月初旬頃にかけてです。
カフェやケーキ屋さんでもぶどうを使ったスイーツが増えたり、スーパーでもお店に入るとぶどうがズラリと並んでいますよね。
デラウェアや巨峰など、みんな知っている品種から初めて知るぶどうの品種もあります。
値段も安いものではないですし、食べたことのない品種だと、ちょっと買うのに抵抗があったりしますよね…
デラウェアなどの小粒な品種は7月から8月が旬ですが、巨峰やピオーネなど大粒のものは9月頃から旬を迎えます。
ぶどう狩りのシーズンも近づいてきて、
愛媛県でも8月下旬(早い所では8月上旬)から、ぶどう狩りが始まります。
ぶどうが美味しい時期、ぶどうの品種や特徴を知って、美味しいぶどうを堪能しましょう♪
■8月上旬頃~
◎巨峰(黒系ぶどう)
大粒の黒ぶどう。
種があるものとないものがありますが、種がないものにはきちんと「種なし」の表記があります。
香りがよく、甘みが強くてやさしい酸味があります。
日本で最も栽培されているぶどうで、長年にわたって根強い人気があり『ぶどうの王様』と呼ばれています。
◎ブラックビート(黒系ぶどう)
藤稔(ふじみのり)とピオーネの交配種。
大粒で、適度な甘さと酸味があり濃厚な味わいが特徴の黒ぶどう。
皮は比較的薄く、種はありません。
◎紅瑞宝(べにずいほう)(赤系ぶどう)
上品な香りと甘みがある赤系ぶどうです。
やわらかい果肉でみずみずしい。
甘くて女性に人気。
◎藤稔(ふじみのり)(黒系ぶどう)
大きいものだとピンポン玉ほどもある大粒で、あっさりした味。
皮から剥がれやすく食べやすいぶどうです。
■8月下旬頃~
◎ピオーネ(黒系ぶどう)
巨峰とカノンホール・マスカットの交配種。
糖度が高く適度な酸味もありさっぱりとした味わい。
人気の巨峰を親に持ち、日本で3番目に栽培が多いぶどうです。
種がありますが、ニューピオーネという種なしのものもあります。
◎翠峰(すいほう)(緑系ぶどう)
甘みのなかにも酸味もあり、バランスの良い濃い味が特徴的
粒も大きく、食べ応えのある品種です。
◎安芸クイーン(赤系ぶどう)
種はあるが皮がむきやすく女性に人気
甘いだけでなく深みのある味です。
◎シャインマスカット(緑系ぶどう)
芳醇なマスカットの香り。
酸味が少なく濃厚な甘味が特徴。
種なしのぶどうで皮ごと食べられます。
■9月上旬頃~
◎瀬戸ジャイアンツ(緑系ぶどう)
粒が大きく皮ごと食べられる種無しぶどう。
「桃太郎」ぶどうとも言われていて、シャボン玉が三つくっついたような粒の形が特徴的です。
糖度も高く贈答品としても人気が高い。
◎シナノスマイル(赤系ぶどう)
長野オリンピックを記念して生まれた希少品種。
ジューシーで糖度が高い。
皮はやや厚みがあるので剥きやすい。
ぶどうの保存方法
買ってきたらすぐに冷蔵庫へ。
乾燥を防ぐためにポリ袋に入れて、野菜室で保存します。
水につけてしまうと傷みが早くなるので、食べる直前に洗うといいようです。
購入後2~3日以内に食べるようにしましょう。
食べきれないぶどうは冷凍保存ができます!
①2~3ミリ程度の軸を残して一粒ずつ切り離します。
②ぶどうをさっと洗い、キッチンペーパーなどで水けをしっかり拭き取ります。
③保存袋に平らになるように入れて冷凍庫へ。
食べる時は自然解凍するか、取り出してすぐさっと水洗いすれば皮もスルッとむけてシャーベット状態のぶどうを楽しめますよ♪
※人によってはマスカットは冷凍すると、マスカット特有の香りと弾力がなくなってしまうのでおススメしないそうです。