2016.11.15 コラム＆レポート

初めての塾選び

こんにちは。「まなびの窓口」まなびナビゲーターの川内真紀です。
「まなびの窓口」では家庭学習方法のアドバイスや塾選びのお手伝いをしています。

さて、みなさんは塾を選ばれるときに、どのような点に注意して探されますか？
合格実績、評判、家からの距離・・・
様々な視点で選ばれると思いますが、今日はその手助けになればと思い少しお話をさせていただきます。

まず塾探しをされる前に、子どもの特性を見極めて「どのようなサポートや環境が必要なのか」を考えてみてください。
安易に塾を選び通わせさえすれば力がつくとは限りません。
もしかしたら子どもによっては塾に通わせることよりも、家庭での過ごし方を見直すことの方が必要な場合もあります。

今子どもが、どのような状態でどんなサポートが必要なのか
それをまずはしっかりと見極めてほしいと思います。

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次に、子どもに合った塾の指導形態は何か考えてみてください。

塾の指導形態は多様で、年々広がりをみせています。
それにともなって選択肢の幅も多くなってきています。

例えば・・・
受験を意識した集団授業を行う進学塾、補習塾、複学年のグループ指導型塾、自宅開放型の個人塾。
個別指導と掲げている塾の中にも、講師１人に対して子どもも１人の指導形態もあれば、１人の講師が複数人の子どもを指導する塾もあります。
また自立学習を勧めている塾や、自習室開放型の塾、映像やネットを利用した塾、発達など子どもの特性に合わせた塾、不登校支援の塾
もちろん塾だけでなく、家庭教師という選択肢もあります。

例を挙げればキリがありませんね(^^;

指導形態によって、それぞれメリットデメリットがあります。（ここには書ききれませんが・・・）
そういった指導形態の特性を知ることで、数ある選択肢の中から絞り込みをしてみてください。

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「まなびの窓口」では、電話やメール、ラインを利用した無料相談を行っています。
その中で「良い塾を教えてください」というママからの依頼が数多くあります。

良い塾とは何でしょう。

Ａくんにとって良い塾とＢくんにとっての良い塾とは違います。

また塾にも「旬」のようなものがあり、塾の状況も変われば子どもの状況も変わっていくものです。
その時折に合わせて、またその子どもに合わせて「良い塾」は変わっていきます。

ですので、まずは子どもの性格や学力、目標などをお伺いし、一緒に「良い塾」とは何か考えていくようにしています。

また「塾選びは結婚と一緒」ともお伝えしています。
入ったら終わりではなく入ってからの方が大事。
塾と信頼関係を築き、塾を上手に活用することで良い塾がさらに良い塾へと変わっていくと思っています。

そしてやはり「家庭学習は大事！」
自分で課題を見つけ分析し計画を立て実行することができる子を目指してほしいなと思います。

私は長年、教育現場にいました。
小学校講師や塾講師として勤め多くの子ども達をみてきました。
不登校の子どもや家庭内暴力をする子ども、家出をする子どももいました。
保護者面談も多い年では年間３００回以上、家庭訪問をしたことも数多くあり、様々な親子との出会いが私を成長させてくださったと思っています。
そして子ども達と関わるたびに、やはり保護者の方との連携が大事だと痛感しました。

保護者の中には、一人で子育ての悩みを抱え必死で踏ん張っている方がいらっしゃいます。

やはりママやパパへの支援が必要！
子どものためにママやパパと一緒に悩み考える存在でありたいと思っています。

がんばっているママ、パパ

子どもは一人で育てるものではありません。
みんなで一緒に育んでいきましょう。

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講師プロフィール

まなびの窓口　まなびナビゲーター　川内真紀

愛媛県松山市出身
奈良女子大学理学部数学科卒業
大阪、鹿児島、愛媛にて小学校講師や塾講師として勤務
学習指導だけでなく担任として深く関わった子どもの数１２１０名以上
大手進学塾の管理職としてＶ字回復や表彰実績あり
現在、１歳の娘を育てながら活動中
・まなびの窓口（塾紹介および家庭学習方法相談）まなびナビゲーター
・愛媛学習塾連盟オブザーバー
・ママさん情報交換会実行委員会（ママが立ち上げた団体）会長
・ボランティア活動（某児童館母親クラブ会長）

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