2024.08.26 コラム&レポート
小学生☆西日本最高峰の石鎚登山への挑戦♪(上浮穴郡)
こんにちは。
もこぼっくすLife ライターのペンギンママです。
子どもたちと夏の大冒険。
西日本最高峰の石鎚山へ挑戦してきました。
石鎚山(弥山)を目指すのは、アクティブ小学2年生の娘。
普段から運動をしているとは言え、いきなりの挑戦は心配だったので低山登山で鎖の練習です。
北条 恵良山
砥部町 総津権現山
本人もしっかりイメージと自信をつけて目指せ石鎚山へ。
当日は、娘にもナップサックを背負ってもらい、中には、雨具(急な雨にも対応できるよう)、体温調節用のアウター、頂上で食べる昼食のおにぎり、飴、ラムネ、ゼリーなどの簡単にエネルギーチャージできるものを背負って行きます。
水分は重さもあるので、こちらは大人が子供の分も持参しました。
利用した登山口は、石鎚登山のメインルート成就社ルート(ロープウェイを利用した登山ルート)です。
駐車場から徒歩5分程でロープウェイ乗り場へ到着です。
子どもたちは、ぐんぐん上がって行くロープウェイに大興奮。
8分程で成就駅へ到着です。
成就駅には、お土産の売店、コインロッカー、お手洗いがあります。
この時点で標高1300メートル。
この日はお天気にも恵まれて、最高気温35℃
8時30分
登山組スタートです。
まず成就社を目指します。
暑さを心配していた夏の登山も朝早い時間なのもあり、充分涼しく木陰の緩やかな坂道が続く登山道は気持ちいい。
30分程歩くと成就社が見えてきます。
境内を抜けて神門をくぐると本格的な登山道です。
まず下りからスタートです。
まだまだ体力満タンなので足取りも軽やかです。
坂道に階段。
歩いても、歩いても‥歩いてもなかなか期待する鎖には到着しませーん。
『まだー。まだー。鎖はー??』
とつぶやきながら、約2キロ程の道のりを歩いてようやく
【試しの鎖 74メートル】に到着です。
※どの鎖にも迂回路があるので自信のない方は迂回路を利用してください。
この鎖場は、登りだけでなく反対側も鎖で下ります。
娘、石鎚山初めての鎖ですが軽やかに登っていきました。
一旦、上で休憩。
手すりなど何もないのでドキドキしながら‥ここからの景色はめちゃくちゃキレイー♪
コンディションを整えて、下りに挑戦。
こちらも難なくクリア。
途中、途中、エネルギーチャージや水分補給休憩をはさみつつ
夜明かし峠を通って
試しの鎖から一の鎖まで50分程歩くと
【一の鎖 33メートル】
4つの鎖の中で一番長さも短く難易度も一番簡単とありましたが、油断は禁物です。
途中、子どもの背丈程の草の道も通ります。
【二の鎖 65メートル】
鎖に慣れてきた頃ですが、気を引き締めて
慎重に‥。
宙ぶらりんの鎖には、器用に三角の所へ足を入れて。
こんな、壁のような所も登ってきたようです。
【三の鎖 68メートル】
下を見る余裕のある娘。
『何にも見えなーい!』
鎖を登りながら、何度も霧をすり抜けていくので
『冷たい、暑いの繰り返しだったー』と話す娘。
雲の中は冷たいと身をもって体験出来たようです。
そしてようやく石鎚山(弥生) 標高1974メートルへ到着です。
頑張って登ってきた後に食べるご飯は美味しい。
そして、この日娘が背中に背負って持って来たものの一つにスナック菓子。
こちらは山頂で袋が膨らんでいるのを観察する為。
他の登山されている方と持参したスナック菓子を比べてみると‥
娘の持参したスナック菓子は‥ジャーン‥
さほど膨らんでいませんでしたー。
お菓子の種類によってパンパンなものとそうで無いものがあったようです。
恐る恐る覗く天狗岳。
『あっちは、怖いなぁ‥』
1時間ほど休憩したら、元気に下山です。
まだまだ余力のあった娘は
『帰りも鎖で降りるー』
ピクニック園地で息子と遊びつつ待っていた母は、なかなか下山してこない事に心配していたのですが、1つだけ鎖で下ることを選択したようです。
それは‥慎重に、慎重に‥。
成就社からは、羽が生えたようにスキップしてロープウェイ乗り場まで戻ってきました。
15時45分。無事娘と合流。
6時間程が歩いたり、鎖の時間。
1時間45分程が食事&休憩時間。
トータル、7時間45分、娘の真夏の大冒険でした。
余力があったようでそのままピクニック園地へ駆け上がって、遊んで帰りました。
『今度は家族みんなで石鎚山へ挑戦したい!!』と話す娘でした。
石鎚山は標高1982mの山です。
厳密には石鎚山というピークはなく、弥山、天狗岳、南尖峰という3つのピークを総称して石鎚山と呼びます。